こんにちは!
不動産事業部の前川です。
さて、今日は住宅購入における基礎知識の中で、【決済・引渡し】についてお話しします。
前節の住宅ローン契約を基に、銀行からの融資が実行される日であり、新居の鍵を受け取る日でもあります。
当日は融資を受ける銀行に関係者が集まって行います。
当事者である売主と買主、登記手続きと公正な取引をチェックする司法書士、そして不動産仲介業者が立ち会います。
当日の流れは、以下のようになります。
【登記に関する準備】
①司法書士による本人確認、書類の確認
②登記関連必要書類への署名・捺印
【融資の実行】
①銀行担当者へ登記書類の確認と、融資実行の依頼
②決済金の送金、出金の依頼
【残代金の拝受】
①[買主⇨売主] 売買代金残金の支払い
②[売主⇨買主] 売買代金残金の受領と領収書の交付
【諸費用の精算】
①[買主⇨売主] 固定資産税、都市計画税の清算
②[買主⇨売主] 管理費や修繕積立金の清算(マンション、別荘地等の場合)
③[買主⇨司法書士] 登記費用の精算
④[買主⇨仲介業者] 仲介手数料の精算
【書類等の引渡し】
①土地・建物に関する資料(測量図や建築確認書類など)
②住宅設備の取扱説明書など
③その他引き継ぎ事項に係る書類
【物件の引渡し】
①鍵の引渡し
②引渡し確認書の交付
銀行担当者、司法書士、仲介業者が順番に説明をしながら進めていきます。
一般的に、お金の行き先は以下の4通りです↓
①売主に支払うお金(主に売買代金)
②司法書士に支払うお金(登記費用)
③銀行に支払うお金(事務手数料)
④仲介業者に支払うお金(仲介手数料)
当社から事前に「購入資金計画表」をお渡しするのですが、
実際に借入をしたお金がどこへ、どのように支払われてゆくのかをしっかり見届けましょう。
決済は不動産売買の最終工程となります。
「いつかマイホームが欲しい…!」そう思っていた皆様の夢が、遂に叶う日です。
決済日に慌てることのないように、お客様のパートナーである我々仲介業者と入念に事前準備をし、
当日の手続きを安心かつスムーズに進めていきましょう。
当社は北海道札幌市を中心に不動産事業を展開しております。
新築/中古一戸建て、中古マンションの売買仲介、賃貸と幅広く物件を取り扱っておりますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
次回は最終節⑦【お引越し・入居】についてです→